Lesson#221;砂浜に咲く花と、蝶と海洋哺乳類の屍骸。

 16歳は恋をする。可愛らしい少女と、無垢な少年。二人のふれあいは指先だけ。若さのもつ輝かしさ。一瞬のまぶしさ。青々とした木々の葉の隙間から見る陽光に似て。
 少女の目を通してみる彼はどれほど魅力的なのだろうか?
 少年の目を通してみた彼女はどれほど魅力的なのだろう?
彼女は彼のちじれた頭髪に触れる。コシの強い毛。少し油っぽくて。
彼は彼女の白く柔らかい肌に触れる。適度に潤って張りのある肌に。
彼のあごに生える無精髭。そのチクチクとした感触を、彼女は好む。
彼女の茶色い瞳。夕日に透かされた虹彩の美しさに、彼は陶酔した。
いつも見つめ合ってはそこに微笑があり、肌が近づくたびの緊張感は心地好い。二人がそこにいて、お互いの存在を確認しあえるならば、そこはどこでも花園である。うまくいかない現実や、沈んだ気持ちなんかには不可侵な場所。
彼女と彼の間で交わされた言葉の多くは夢にあふれ、きらきらとしていた。たとえそれらが大人たちが一笑に付すような物語りであっても、二人には切実であり、限られた範囲内での最大の創造である。
そして、お互いの唇は優しかった、相手にとって。
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 「麻美ゆまサイン会」の立て看板ばかりが目に付きます。来福されるらしいのですが、昼に前原の、夕方に博多駅のほうにいらっしゃるようで。福岡ではおいしいものでも食べていただきたいですなぁ。これからも頑張って下さい。僕は会ってしまうと卒倒(現物が眼前に。という事態に強烈に移入し、“女性として”オーガズムに達)しそうなので、行きませんが、皆さんは行かれますか?行ったら後悔しそうです。意外に綺麗じゃなかった。やっぱり実物の胸はすごい、すごすぎてちょっとヒく。何てことではなく今後の鑑賞において。今調べてて知りましたが、どうやらCDデビューまでなされるそうで。こういったのを全方位的な活動というのでしょうか。ああ、いろいろ出来る人がうらやましい。
 え〜彼女には、成熟した女性の体躯を道具とした革命(もしくはモードチェンジ。今流行の)を期待します(暫定税率撤廃を政府に期待する感じで)。ロリコンとか二次元への愛情を駆逐。と、までは行かずともそれらが抑制されもっとナチュラルな方向に向かうことを願うばかりです。バンバンセックスして、バンバン子供が生まれて、バンバン死んでいく。という社会を基盤にすえようとするなら。
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時代い遅れなんてことはわかっているけれど、この美しさはやはりやめられない。