Lesson#202;竜骨座の王子(気も漫ろ、な)。

『偶然の恋人』を見ました。
え〜っと、まぁ、恋愛映画ですね。たまにこんなのを見ると、良いなぁ。と、単純に思います。何が?恋愛することが?いいえ、他人の幸せが(つまり羨望プラス共感)。こうね、幸せが幸せを呼ぶって感じでね、ある人の幸せによって他人も幸せにできるのだと(映画自体はそんな内容ではないのですが)。こういう映画を見ると思いますね。
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本当はどうしたいのだろうか?なぜか海に惹かれ、散歩の果てに行き着いてしまう。落日を対岸の山々の間に見るのは、美しい。柵の支柱、天辺に立って風を受けながら見下ろすとそんなところがあったのかと気づかされる。怖い、何でこんなところに石造のベンチが?誰が腰を落ち着けるのだろうか?何か出てきそうだが、今なら何か(もしくは誰か。それはもう人としては生きていないかも知れないが。う〜む、なんだか感じるのである。あの場所にはそう言ったものが)が出てきても何も驚かないだろう。と思いながらいきなり鈴の音が聞こえて犬がやってきて少し驚く(と同時に茂みから突然出てきた僕に、その犬の飼い主さんは驚かれたことだろう)。犬に見られる。なぜかこの類の生き物(その後木の影からかさこそと現れた黒猫にもじぃと見られる)には観察される。珍しいのだろうか?事実珍しい。人とその根本が大きく異なるのは、一般的な対処法が効かないので面倒くさいのう。
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構成的には、二・三人によって作られた音楽であって、そういった意味ではミニマルな感じ。音数も決して多いわけではなくて、僕の耳には単純であるように聞こえるが、単純なものって結構出来そうで出来そうにない。ものすごい複雑さと単純さってのはどっちも、かなりの緻密さが要求されると思う。単純なのに複雑だったり、複雑なのに単純だったり。面白いものが出来るのって、やっぱり難しいんでしょうね。
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なんだか、どうやったらできるのかわかんないけど、まだまだ僕のもんが確立していないようで、ふらふら、ふらふらしてしまっていつになったら惑わずなんていう境地に行き着けるのでしょうか。日々が不安で。何を見ているのやら、聞いているのやら、読んでいるのやら、感じているのやら。丸くもなく、尖ってもなく。ほしがってばかりで努力もしない。しんどい事からはすぐ逃げて。そうなのよ、僕が悪いのよ。って先に謝ってみて、許しを請うところなんかも償いに対する逃げで、すんげぇ卑怯だ、なんて思うとああもう変わんなきゃ、と思うんだけれど、昨日の僕と今日の僕とで大した差は無いんだと思う。
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努力でしかない努力を、なんとなく嫌ってたんだけれど、実は世の中そんなこっちゃいけないんだと、そろそろ実感しだして、おせぇぞばか、しゃきっとせんか。ああもう。
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みたいである。みたいである。みたいである。みたいである。みたいである。みたいである。