Lesson#181; My Life in the Bush of Ghosts
全くの私事ですが今日、従姉の披露宴でした。僕は出席せず、母からの新郎新婦の写メを見ただけで、大した感慨も無いのですけれど。
え〜、結婚が冠婚葬祭の中で最もロマンティックであり、葬儀が最もブルーなものであるのは明白ですがそれは直接的に言えば結婚がセックスと、葬儀が死と、もう少し詩的に言えば結婚が出会いと、葬儀が別れと密接に関わっているからであります。官能と憂鬱。
とは言え、あまりにも結婚と言うものにみんながナイーヴすぎる感があるのは否めません。と言う事は、セックスに対しナイーヴであり、出会いに対してもそうであると。だからセックスのことばかり考え、出会うことばかり考えているのが今の若者である、と。
そんな中、僕はセックスについて、二・三日に一度15分ほどしか考えていないのであります。それも自慰に伴うそれですから、間接的にであります。これが今日的に見て異常であり、一種病的でそんなのだからたまに街に出ると女性にばかり目が行くのでありましょう。
たまりたまったストレスのすごさと言うのに、久しぶりの消費活動において露見する訳ですが、今日はCDを五枚買いました。以下列挙
Brian Eno-David Byrne ; My Life in the Bush of Ghosts
- アーティスト: Brian Eno
- 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
- 発売日: 1998/02/16
- メディア: CD
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- アーティスト: Arto Lindsay
- 出版社/メーカー: Knitting Factory
- 発売日: 1995/04/25
- メディア: CD
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Praxis ; Metatron
- アーティスト: Praxis
- 出版社/メーカー: Subharmonic
- 発売日: 2006/05/09
- メディア: CD
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- アーティスト: Arto Lindsay,Ambitious Lovers
- 出版社/メーカー: EMI Import
- 発売日: 2004/04/27
- メディア: CD
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ところで、金八が始まりましたが紹介された詩によって、即興演奏のわが師(と言うか父。それは愛憎悲喜こもごもだから)内橋和久氏の言葉が身に沁みてくる訳でした。ちょっと大仰に言えば即興も生きることも同じだなぁ/生きることも即興もおなじだなぁ。と言う感じです。一見すると幸せ、かといってそれが本当に自身の生きたい人生であったか?楽しい演奏、と言って本当に自身が出したい音が出せているのか?
今日はMusic City TENJINもあっていたのでいくつかステージを見たんですけど、特に最後に見た九大ジャズ研のビックバンドを聞いていたときに上記の言葉が思い出されました。今日のインプロに比べてジャズの制約は―スポーツ的と言われもするんですが―大きく、その制約に則る以上―所謂“ジャズ的なもの”を死守する限りにおいて―その外側は反則であり、その世界に生きる人には受け入れられないのは自明なので、逆説的にインプロとかノイズばっかり聞いてる僕がジャズ研の音を聴いて“何だかなぁ〜”思うのも自明なのですが、今日のなんとなくやり切れて無い感があってつまらなかったです。それだけ。