Lesson#141;AM2:22に起こる、お化けたちの性についての短い論議。

ジャズなんて敵国の音楽だ!などと言われていた訳です、先の大戦中のわが国において。歴史に“もし”は厳禁ですが、この2006年も終わろうかと言う今もなおあの大戦が続いている、もしくは朝鮮半島のように停戦といった形で同盟国、枢軸国の対立が続いていたとしたら、僕らにとっての洋楽はジャーマンテクノとイタロディスコばかりになっていたのでしょうか?ジャズはECMしかなく、アートアンサンブルオブシカゴばっかり聞くしかないく、クラブではピュンピュンとチープなシンセ音が飛び交う、と。邦楽は雅楽や民謡と言ったものが中心ですね、きっと。
こんな音楽事情だったら僕がやろうとする音楽なんてものはどんな形になるんでしょうか?間違いなく今この国では聞くことは出来ない音が鳴っていることでしょう。ものすごく長い持続音がモーフィングによって色とりどりに…とか、30個の別のリズムが延長・伸縮を繰り返し延々と小一時間なり続ける…とか。
とりあえず、今欲しいギター三本、フライングV・ビブラートつきテレキャスター・ハムバッキングの載ったセミアコ(シンライン)、が全部僕の手元に揃ってもそれを超えるものは作れないでしょうね。

ってそんなこと言ってないで、練習しなければ、ギター。Motif ESも使いこなして曲もキチンと書けないと。