Lesson#137;根拠のない真実(狭義での嘘)。

 一年を通じ最もフジテレビ臭のしない番組『FNS歌謡祭』のSMAPのパフォーマンスだけ見ました、パック寿司を食べながら。この番組、女子アナの素っ頓狂な声、と言うものを聞かない時間は、自身がフジの系列曲を視聴していることを忘れてしまいます。あまりにも高貴で、優雅、且つアンニュイ。それはホテルからの中継、“なんとかの間”が醸す雰囲気の所為でしょう。ホテル、と言う施設が親に手を引かれる様な年代の子供にとっては『行儀良くしていなければならない』場所であり、それを引き摺っている製作者の無意識がこのような洗練された番組を作り出すのでしょう。
 え〜今日は、いまさらTANK!を大音量で聞かされうんざりしておりました。こちとら『カウボーイビバップ』をその初回放送から見てるんだよ!ああ、そりゃあの年(確か中二。って中二病真っ只中だ・笑)じゃわからないようなことがたくさんの、ちょっと大人なアニメでしたよ!でもそんなアニメ本編の空気感すら知らない奴らがやったって菅野よう子&シートベルツにゃかなわねぇよ!カッコいい、なんていって曲しか知らないようじゃあめぇえんだよ!とビバッパー(50年代の一部のジャズミュージシャン等のことではありませんよ。熱心なカウボーイビバップファンのことです。つっても今この瞬間、僕が私的に提唱しているに過ぎない単語ですが・笑)魂が炸裂しそうなのを、他人にはわからない程度の静かな笑いで表現しました。ビバッパー(しつこいですが、50年代NYで活躍した一部の…笑)たるもの、こういう風にシニカルに表現しなければいけませんからね、今回のような幼児性の怒りを含むその他の激しい感情を。
そして気だるさ(と言うかガチなダルさなんですけどね、きっと。表現者の意図としては・笑)を意識的にその表情に表出させるのはなんと難しいことか、すごいですね桃井かおりさん!しかしいつも気だるい、と言う状態はどんな物なのでしょうか?やはり発情なんてのも、気だるさに包まれたものになるんでしょうか?それともそういった劇的な感情はそのままなのでしょうか?教えてください桃井さん!などと延々長い独り言をいいながらケタケタ笑っていました。
あ〜同じ音量でもギターのディストーションなら寝れるのに、安らかに。と、思いながら聞く百人近くの奏者の音を半ばふざけて聞くのは何とも失礼であり、と言う事は相当に贅沢な瞬間なのでしょう。無駄に贅沢をするとやはり身体は疲れるようで、すごく眠いです、今。
結局、何をしていたのか?−答;九州大学吹奏楽団の今期定期演奏会の練習を見に行っていた。と言うわけです。鑑賞中、ポツと僕の口をついてでたことばは『ああ、もう二度と、それこそ死ぬまで“吹奏楽”はやらないかも(こんなんなら、僕にはノイジーなギターと大人計画さえあれば良いや。と、これは心の声)。』と言うものでした。そういえば過去に脱・吹奏楽宣言をしていたことに気が付きました。ではおやすみなさい。