Lesson#117;モダンバレエ教室に通う僕のアントワネット(16才)。

 些細なことで怒り狂い勢いに任せ箸を折る、とその約10秒後には『あややかっわいいなぁ。上半身と下半身のアンバランスさ、に若干の疑問が残る所だけれどぉ〜。』なんてヘラヘラして、その約20秒前(要するに箸を感情に任せて食卓の椅子に叩きつけぶち折った約10秒前)には『ヤバイなこの二人の足。こりゃそそるね露骨なセックス描写より。』なんて思っていたりします。なんだか自分の事がわからなくなってきました(嘘・笑。性的な欲求不満が結構キツイ域にきているだけですぅ〜)。
 
そうは言ってもGAMの新曲はなんだかレトロな感じで、Winkが焼き増しされた感があります。いまさら80年代後期から90年代前期に回帰するつんく♂には何の狙いがあるのか解りませんが、足を露出する、と言うか性的な訴えに持っていこうとするのはハロプロの理念からは大きく離れ(ゼティマ帝国は日本のロリータたちの夢の国、ワンダーランド、ディズニーランドとして機能し、多くの幼児性愛に絡む性犯罪の抑止に貢献してきました。日本警察とPTAはつんく♂に感謝しても良いんじゃ無いでしょうか?なんつって大嘘もしくは妄想・笑)ており、これは米国ブラックミュージックのストラテジーです(ビヨンセのデジャヴのPVの足の露出度と今回のGAMにおけるそれは同程度だ、と言えると思います)。
 バブル期日本と現代アフロ・アメリカン・フィーメイルって言うどんな発想をもってしても繋がらないものをつなげちゃうこのセンス。とっても新鮮。すごいぞつんく♂

 今日はライブに行ってきたんですが音響系の人にいきなりぶちきれる、始まった瞬間が沸点、って感じの人はいないのか?と思いました。徐々に温度が上がって徐々に下がっていく、と言う感じの人たちばかりでちょっと構成が単調だな、と思いました。それともサトミちゃんに言われたみたいに僕が気分屋さん(○○屋さん、と言う言い方がむちゃくちゃかわいいな、と言うのはバブルどころか昭和少女漫画の世界ですが・笑)で、いきなり常軌を逸した奇行に走ったかと思うと急にアイドル萌えしたり、自傷行為に及んだり、この世で自分が一番すごいと思ったりするからなのでしょうか?と言っても単に堪え性が無い、短気、飽きっぽい性格なのでしょうが。

 サックス版フィード・バックを聞き、本物のフィードバックは抗癌剤の治療中の耳鳴りを想起させ、弦楽器が通常の奏法ではいじらない部分の弦をはじく。ダメだ、観客がなんだか濃い人ばかりで。にしても、スポットライトと見上げる格好になる鑑賞は余りにも対象を大きく見せるので考え物ですね。客観性とかがなくなっちゃって。と言うわけであんまり今回はコンフォータブルでは無かったです。と言うわがまま。