Lesson#84;

タイヨウのうた、またしても見てしまいました。しかも一日の間に一挙二話、な訳です。まんまとTBSの術中にはまり“どうせ先週は宮崎駿の『ハウルの動く城』見てたんだろ。あんな戦争狂気の権化みたいなCureとは対極にあるような、気の弱い人なら過呼吸になってしまいそうな作品を。まぁそんなものはどうでも良いけどとりあえず先週の分を再放送してやるから今日の夜は何回も見たとなりのトトロなんかでは無く、こっち見ろよ”と言う先週分再放送の裏に隠されたメッセージを見逃してしまい、二時間も費やしてしまいました、TVに。
またしても沢尻エリカさん、です。彼女、一箇所歯並びが奥まった所がありますよね?向かって左の上の犬歯辺り。僕が先々週、彼女からは多幸感が感じられ、それを皆が享受することで同一視から至自身の多幸感への帰着・偽装があり、かつその多幸は最終的には死を持って破壊される、と言うドラマティークな展開が用意されていることで破壊衝動も同時に充足される、いかにも痛みや癒しをコントロールする現代的な劇作品となっていることを指摘したんですけど、このちょっとした歯並びの悪さがこの物語にもたらすものは“隠された(と言っても共通認識としてみんなの心の中にはあるんですけど)不安”ではないのか、と思います。
“日の出が…”などと言うサスペンサブルなスリラーではなく、日常的に顕在化しない、無意識の奥に押し込めた不安、と言うものが数倍怖い(けど見えないからもっとたちが悪く、酷いと行き着く先は神経症)と言う効果を暗にサブリミナルなものとして提示してるんですね、きっと。製作者サイドの見解はどうなんでしょうか?
それは良いとして、僕沢尻エリカさんは大好きですよ。正面から見たら抱きしめたくなるし衝動が(擬似的な病歴、と言うバックグラウンドからではなく)抑えられない体型No.1の女性アイドルでありますので(とか言って本当は彼女の体型が、僕の今一番恋焦がれる人のそれを想起させる、ってのが原因ですが)。