Lesson#61;まるでコールガールみたいじゃないですか(笑)。

その過入力気味な姿勢にゲラゲラと笑ってしまう訳です。なんと酷い奴なんでしょうか、僕。泣き出すような女性には『なら、死ねよ(笑)。』などと言ってしまうような人間なのですよ。
何の話かと言うと、バイト先。この前リーダークルー(バイトの中で偉い人。ローソン内の社員ヒエラルキーって良く解らないんですよ、正直。なので全員に対して僕は敬語で話しかけているのですが)の人がバックルーム(と言う倉庫兼ロッカー兼たまり場)で何かオーナーとあーだこーだ言い合っててしまいに泣き出しちゃったんですよ。そこに居合わせた皆が神妙な面持ちになる中、僕は心の中ではのた打ち回って大笑いしていたんです。どうですか?酷いでしょう。『うひゃ〜、マジかよ。おもしれぇ〜。みんなマジなんでしょう。ゲラゲラ。このドアの向こうじゃそんなこと、知ったこっちゃ無い、って感じの人たちが今日も競馬新聞とか、コンサートのチケットとか、はてはコンドームまで買って行ってるんですよ。僕は酒類販売時の年齢確認よりも、ゴムの販売に関して年齢確認した方が適当だと思いますよ。そんなことは如何でも良いのだけれど、やっぱり世の中まだまだおもしろいわぁ〜。あんな思いしてまで生にすがってよかった、ってこんなときだけ思うのね〜ん』って一人だけ脳内は大変な騒ぎなのでした。その泣いちゃった人、僕よりも年下なんですが、良いのでしょうか?大学生にもなってこんなことで泣いてしまって。仕事上の上手く行かないことと、雇用主としてのオーナーの態度とか色んなものが綯交ぜになって彼女の涙に結実した(振り切れた感情ってのは記述するのが厄介ですねぇ〜、大概その根っこは混沌ですから。Sexの時の女性の嬌声も、聞きようによってはすごくおぞましいですからね)、ってのは理解できるし、そこまで本気になって出来ること(が転倒して軽くアイデンティティになっている)があるってのは大変素晴らしいことですよ。NEETなんて奇病(英国のそれは社会現象ですが僕らの国のそれは社会“病理”です)が社会的にキチンと認識できるほどまでその患者数が増えてきたこの国の若者で。
今回こんなこと経験して思ったのはそういった一生懸命になること、が転倒して軽くアイデンティティになっているのが結構危ういのでは無いのか?ってこと。何でヤバイのか?ってのを的確に指摘できないのですが、自己抑圧系のベクトルに載った行為に対して過剰なエネルギーの投入をし続ける、と言うのは惑星の一生のように、超新星爆発か、ブラックホールか、って感じの事態を引き起こしそうな予感がするんですよ。労働、と言うのは自己抑圧に宗教的な力(僕ら日本人はこれが弱いせいでNEETに悩まなければいけなくなったんだ、と僕は思っているのですが。これだけが要因、とは言いませんけどもぉ〜)やらなんやらかんやらで初めて成り立つもので、そこに自身のエネルギーを過剰に投入してどうにかしようって発想は何か困難さがありそうでおっそろしいのです。アイデンティティなど所詮は移ろいがちで〜、なんてことを言い始めたらキリが無いんでどうしようもないのですが、本能的にヤバイ、と言うのは個人的にやらないほうが懸命だな、と思うわけ。甘いものが食べたい、と思うとき体内の糖分が少なくなっていたりっていうのと同じ原理で。ああ、今日も行けない事を書いてしまった。
↓を聞いて魂を浄化しよう(どういう宗教だ・笑)。

Lo Borges

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