『今年こそは彼氏を作るんだ!』と意気込んでいる女性がいます。
頑張って作ってください、素敵な彼氏。先日僕は友人と学校の食堂でたまたま会って(桑鶴君って言うんですよ。無断で彼のブログのURL乗せちゃいましょうか・笑http://blog.livedoor.jp/processiontopeace/)、彼はもう食べ終わりかけていたんだけれど僕の昼食に付き合ってくれました。結構ヘヴィーな話もしたのだけれど、キチンと聞いてくれて、本当に有り難いことです。そのくわっち(と皆は彼の事を呼ぶのです)が『彼女(←本段初めに登場する女性)が片付けば(こんな表現が失礼なのは百も承知ですが、本当に彼が言った&僕も同感だと言う理由でこう表記します。ご批判は甘んじて受けますよ・笑。いつでもかかって来いや!)君も楽になるだろうに』と言っていました。この前、この女性には(自意識過剰に解釈すれば)“嵌められそうになりました”(この件は確かこの日記で発表済みのはず。そしてぼくの変質者ぶりを逆手に取った反撃も併記したはず。本当はもっとコテンパンにやっつけたかったんだけどね、日記の上では)。
それは、どうでも良いんですけど、“恋人がいない”という状態が殊更憂慮すべきことなのでしょうか?この前サークルの花見がありまして10名強の出席者がいたのですが、その中で恋人のいる人は一人だけでした(僕の知る限り)。ですが、恋人のいらっしゃらない方々の中に、別段自分の人生に悲観的な方などいらっしゃいませんでしたよ。僕も自身の半生の中で恋人がいた期間というのは超短期間です。きっと人生の中で恋人と過ごした時間よりも、Jazzを聞いていた時間の方が長いと思われます。僕はやっぱり変な人なのでそんな人生でも幸せを十二分に謳歌していると思うのですが(あとJazzがプレイできれば申し分無いのですけどね)、花見に来ていた僕の友人達はいたってフツーの方々。つぶさに見ていけば変なところも多々ありますが、彼らも幸せそう&(精神的に)健康そうに見えます。だからね、“彼氏を作る”って言うのが目標になってる人(と言うか暗に冒頭に登場する女性個人に限定して議論していますが・汗)を見たりすると、すごく変に感じるのですよ。“あの人の彼女になりたい!(乃至“あの人に抱かれたい!”)”とか“あの娘の彼氏になりたい!(乃至“あの娘とセックスしたい!”)”と言った衝動の方が、ヘルシーだと思いませんか?金を稼ぎたいって言う欲求が、結局虚しいのと同じように。健康を手段ではなく目標となってしまっているように。
恋人がいない人々、と言うのは『どうせ皆、いい人が居て、独り身の私のことを“さびしい人ね”とか笑ってるのよ』なんて妄想に取り付かれているのでしょうか?それならば一刻も早く救済せねば、僕は使命感に燃えてしまうのです。思想を改変するには文化が一番効く、と思うのですが、そんな彼らに贈る本・絵画・CD・映画・舞台とは何が良いでしょうか?ここで悲劇的な結末の恋愛もの、などを処方したらこの病気が治癒するかもしれない、なんて安易なことは一応採用しませんよ。夢見ている状態と、絶望→無気力状態、どちらが健康か?と言うとどちらも不健康ですので。前者は上手く行かない現実から逃避したり、受け入れられなくて大変な精神状態とかになっちゃうし、後者はニートもしくは独身貴族(古いですねぇ〜、この言葉も・笑)。これでは少子高齢化の問題が深刻化する一方で、少子高齢化担当大臣(そんな人いるのか?笑)に怒られてしまいます。
で、結局はすべからく中庸、なのですけど。やっぱり“実際のところどうなのよ!?”って言うのがわかって無いとね。自分達に対するステレオタイプ、って言うブッチギリで不思議な現象の最中にいるのが、本当におもしろいなぁ〜、ゲラゲラ、何で恋人が必要なのよぉ〜?聞きたいんだけど、あなたの頭の中の予想じゃあ、あんたも相手も幸せになれるわけ?そこまで考えてやりなさいよ〜。あんたには“彼氏が出来る”かもしれないけど相手にとっては“あんたが彼女になる”って言うの、わかってる?双方向なのよ、あんただけの事実じゃないの!相手が何考えてるかわかんな〜い、なんていってるうちじゃお互いが何か得るもののある関係になんてならないのよ。と勝手にトランス状態に入って若くして死んでしまったOLの口寄せなんてしてしまいしたが(嘘っで〜す・笑。そんな能力僕には無いっす)、大抵の大学生はもっと考えろよ、と思います。えぇ〜、宇多田さん、今度はKeep Tryin’ではなくKeep Thinkin’でお願いしますm(_ _)m。

Keep Tryin’

Keep Tryin’