Lesson#20;自分でも気付かない嘘。

今日の私信だ!この野郎!文句あんのか!?(こうやって無理やりテンション上げるのも、内容の反動です)
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一分一秒でも早く君に会いたいと思い、待ち合わせ場所まで僕は走り(元々“遅刻しそうだ”なんて状況じゃなきゃ走りはしなかったかも知れませんが・笑)、一分一秒でも長く一緒にいたいと思い、バス停まで君を送り君の乗るバスが来ないことを祈る。そんな“恋”と言う他無い感情によって、僕はあなたに惹かれているのです。決して“教養がない”とか“ものわかりが悪い”などとご自身を卑下なさらないで下さい。そんなものは暇さえあればいくらでも身につけられます。僕は、と言うとそんな仮面を取るとのっぺらぼうな顔がそこにある、と言った感じです。その幾つもある仮面をとっかえひっかえしながら人前で上手く振舞っているだけです。そんな僕の虚しさ、などというものを幾ら書いてもつまらないのでもう止めます(別にすごく面白ろ可笑しく書けなくも何のですが、それはまたの機会に)。
貴女の就活の話を聞くのは僕にとっても大変勉強になります。“僕の就活”がいつ始まるのやら解りません(もしくは一生しない、と言う幸福に恵まれれば良いのにと日々夢想しております)が。まぁ、前世については解ればおもしろいなぁ、程度ですけど(『君の前世は“ドリアン”です。』とか・笑)。
冒頭に話は戻りますが、待ち合わせ場所で貴女が見せたにこやかな笑顔、バス停での少し沈んだ横顔、両者を大変いとおしく(前者は“かわいい”、後者は“不憫”)思います。これからお会いする口実、がありませんので何かお困りのことがありましたらお呼び下さいませ。いつでも馳せ参じますよ(いつの時代の武士でしょうか?笑)。
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本当は昨晩こういった軽い(と僕は思っていますが、一般的には重い・笑)ラブレターのようなメール、を女性に送るはずだったのですが、本当に聞きたかった事を面と向かっては聞けなかった&地下街で流れていた音楽が“The Girl from Ipanema(Getz/Gilberto)”だったのですんごく沈んだ口調(文調か?)のメールを半ばやっつけに送ってしまったのでこの場で謝罪の意味を込めてメッセージを伝えれば、と思います。
本当にスタン・ゲッツのテナーがね、物悲しいのよ。地下街で聞くと妙にクリアな音響(家に帰って聞くと結構ノイズとか入ってるんだけど)で、人がまばらで、また地下街全体のデザインがヨーロッパを志向するその他の地域、だからさぁ、泣きそうになるのよ。

Getz/Gilberto

Getz/Gilberto