Lesson#16;切れてお果てなされたといな

さっき借りてきたチャーリー・パーカーディジー・ガレスピーのコンピ(あんまり良い盤じゃないと思うんだけど)を聞いている間に日記を書いてしまいましょう。って言うか先に“デート(なんて大したものではないのですが)後の『今日は楽しかったよ』メール”を作成し終えなければなりません。これって『暇の挨拶』の変形したマナーだと僕は思っているのですが、皆様におかれましてはどうでしょうか?いつもは帰りの地下鉄の中で書いているんですけど、今日はあまりにも長くなってしまい(彼女への愛はいくら言葉を尽くしても表しきれない・笑)、相手に先を越されてしまいました。しかも本当に長くて携帯のディスプレイなどで見るには適さないのでここにアップします。どうせ誰も見てないしね。よく言う『私信ですいません』って奴です。
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チョコレートにチョコレートを返すという、贈り物のタブーギリギリのラインですが、どうでしょうか?お口に合えば幸いです。本場(って何処でしょうか?笑)ではショコラを鉱水とともにテイスティングするらしいのですが、ここ日本ではお好きなお飲みものとともにお召し上がりいただいてなんら問題は有りません。失礼にも僕が食したことのない物を今日はお贈りしました故、『何が相性が良いか?』というレコメンドは出来ません。大変申し訳ありません。ですが『何を一緒に飲もうかしら?』などと悩むことも一興かと思います(僕にとっては、ですけど)。あっ、でも緑茶などは避けたほうがよろしいかと思います。逆に抹茶くらいまで行くと良いかも知れませんが。
女性の為に花を、等という機会(母の日のカーネーションを除く)がこの先、僕の人生に幾度あるのかわかりませんが、今日は喜んでいただいて恐悦至極であります。どうやら今日贈った花の花言葉が『結構ビミョー』だということを(“結構ビミョー”という花言葉って訳じゃなくて、“花言葉の《意味》が結構ビミョー”ってことです。解りますか?何か変な位置に『』をつけた所為ですんごく複雑な文章になった気がします・笑)に帰って調べて見て初めて知りました。慣れない事をするとこんなことになってしまうのですね。今後は折に触れ、花言葉についても学んでいかなければならないようです。女性に花を贈るにはそれなりの心構えで望まなければならないでしょう。
と言うかとんでもないタイミングで、何の前触れも無く、とか言いながら明らか過ぎるほどの主張をしていた物を、渡すという事態に至り『嗚呼、紳士ならこんなときスマートに贈り物を渡すことが出来たろうに。イギリスの、中世の、貴族の長男とかに生まれればよかった。そうでなければセントルイスの歯医者の子供として(笑)』と悔恨の情に駆られるのでした。まぁ、生まれは仕方ないとしても、やはり男子たるものいつの時代(中世であれ21世紀であれ)もセンスを磨くことを怠ってはならないです。まだまだ精進が足りませんね。
まだまだ就職活動が続くようですが、頑張ってください。貴女からの良い知らせが届くことを心待ちにしております。面接の練習でも、愚痴でも、サディズムの発露でも、何でも喜んでお受けいたしますよ。愛を込めて(本当に)。
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うひょ〜、もうアルバムは最後から二曲目です。パーカーのアルトって結構低い所で動くんですね。
今日はホワイトデーでしたね(『でしたね』って・笑。上みたいな事書いといて『でしたね』は無いでしょう・笑)。昨日学校の帰りに天神に寄ったら、女性物の香水を、しげしげと見つめている男子高校生を見かけました。彼に女装趣味があり『これなんてつけたら、きっと町中の男が振り返るわ。』なんて思っていなければ、きっとバレンタインデーのお返しとして考えていたのでしょう。果たして今日のホワイトデイは彼にとっても、そしてお相手の女性(もちろん男性でも一向に構いませんよ。何せVogueのHommeにエルトン・ジョンカップルの馴れ初めが載るような時代ですから)にとっても幸せなものとなったのでしょうか?今朝僕が学校に向かう頃は雪が降っていました、昨夜に続き。『ホワイトデーに雪とは。何とも情緒のある…』などと思う反面『今日降らすぐらいなら、ちゃんとクリスマスにも降らせろよ!』とも思いました。寒い寒いと思いながら学校へ向かいましたが、寒くてよかった、とも思ったのでした(この理由は後段で)。
今日は公務員試験対策ゼミが最終日で過去問を持って帰ってきたのですが、教養、専門ともに平成9年度から一昨年分までの問題と解答、と言うのはもはや“紙塊”ですね。う〜ん、マッシブ(マンダム、では無く・笑。ってすんごく古い。言っときますけど僕まだ21歳ですよ・笑)。その所為でカバンはパンパン&亀仙人の甲羅(もしくはマサルさんの腕輪)状態でした。結果、カバンに忍ばせていこう、と思っていた今日のホワイトデーの贈り物は入らず。だから渡すのがすごい微妙になってしまったんですよ。で、何を送ったかと言うとジャン=ポール・エヴァンのショコラ。だから“寒くて良かった”なんですね。ここ、お店自体がワインカーヴのように温度管理されているのには馬鹿ウケでしたが、まぁそんな訳で“寒くて良かった”と。でもあの箱の大きさであの袋に入れるのはお店側の『お前みたいな貧乏人がちまちま買ってんじゃねぇよ。ほらこんなでかい袋に入れてやるよ。惨めだろ〜。袋だけでかくて中身が小さいと。ハッハッハ!!』と言う嘲りではないのかと疑ってしまいます。いつかは49個入りが買えるような“セレブ”になってやる!と唇をかみ締めるのでした(嘘・笑。その代わり『あそこのショコラ、美味しいですよね』ってTVで言ったら次の日それが事務所に大量に送られてくる、見たいな有名ミュージシャンになってやろう・笑)。
そのショコラを仕入れた後、花屋で『彼女もきっと喜ぶ…』云々の宣伝文句のついたブーケを購入。この“彼女”が“She”なのか“Lover”なのか?実際には強烈に前者、の関係性の僕と“彼女”ですが、この文句を見たときは『もし僕らの関係が後者であったなら…』と4秒半ほど妄想してみて止めました、店員に声掛けられたので。結果としてその花がどれ程の“喜び”を彼女にもたらしたかと言うと“バラ一輪の百倍”の喜びだったそうです。
そんなこんなで落ち合ってカフェへ行き経済談議、デニムは作業着、ダイエットコーク、海外の雑誌(Vogueは読めてもELLEは読めない。だって仏蘭西語じゃん・泣)、お年寄りと家電、携帯電話、ガス入りの水、就活、グランドピアノ(こんなの→http://www.digimart.net/gk_detail.do?instrument_id=DS00025295)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(もう思い出せません)。
とりあえず今日の会話に今からワンセンテンス付け加えることが可能なら『一曲くらい弾いて見たら?今ならお客も少ないし、頼んだら案外弾かせてくれるかもよ』と付け加えたいです。

えぇ〜っと、冒頭のアルバムはとうの昔に終わり、ジェリー・マリガンの『ナイト・ライツ』を経て今はコンボ・ピアノ/菊池成孔のテン・ミニッツ・オールダーのイメージアルバムです。

ナイト・ライツ

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